撮影の新ガイドライン

撮影のガイドライン 2020.05.15


1.特定警戒地域(緊急事態宣言地域)でのポートレート撮影

 特定警戒地域でのポートレート撮影は、ドラマ撮影や映画撮影等と同様に、基本的には行わない事を強く推奨します。

 具体的には、商用の本や商用のホームページ等に載せる為の写真撮影は、例えカメラマン1人対モデル1人の1対1の撮影であっても、強く控えることを推奨します。

 撮影会などの撮影現場に人数が増える撮影は、モデルさんが撮影場所の都道府県外の他の地域に住んでいることも多く、またカメラマンさんも他の地域から来ることも多いことから、撮影を控えなければならいと判断いたします。

 また、撮影される側が多い各種集合写真も撮影を控えるべき対象とします。撮影の際に集合しなければならず、仮に外であっても密になる為、撮影するべきではありません。

 指名撮影やリクエスト撮影に該当する1対1の撮影は、都道府県をまたがない撮影に限り、また撮影者とモデルさんの特別な合意に基づいて行われる場合にのみ限定的に認められるものとします。また、マネージャーさんやスタッフさん同伴のそれらの撮影は、マネージャーさんやスタッフさんが許可をしたときのみ限定的に認められます。

 同居家族内(同居している友人も含む)でのポートレート撮影に関してですが、同居家族のポートレート撮影は、他の都道府県に移動しない撮影に限り、短時間(10分未満)かつ3密およびそれに準ずる状況を避ける事を条件に、昼夜問わず行ってもよいです。しかし、他の都道府県に移動する撮影や長時間の撮影(10分以上)は、原則控えるべきと判断します。ただし、自家用車で移動し、トイレも車内(簡易携帯トイレ、キャンピングカー内のトイレ)、飲食物も自分達であらかじめ用意し、買い物やトイレ等で車から降りない場合は、人がいない場所に限り、行っても問題はないと考えます。


2.特定警戒地域外(緊急事態宣言地域外)での撮影

 特定警戒地域外でのポートレートの商用撮影(撮影会さんの撮影やリクエスト撮影や指名撮影は除く)は、ドラマ撮影や映画撮影等の他の商用撮影情況を参考にはしつつ、3蜜を避け、撮影場所をよく考えた上で撮影できるものとます。とはいえ、大規模な撮影は現時点では控えるべきであり、スタッフさんを含む10人以内での撮影を推奨します。ただし、撮影場所が広く、スタッフさんと演者が2メートル以上などの適切な距離を保てる場合は、30人程度までは撮影を認めるものとします。

 特定警戒地域外でのポートレートの撮影で撮影会さんの様な撮影や指名撮影を含むリクエスト撮影に関して、ガイドラインをここに発表します。

 商用の1対1の撮影や撮影会さんでの1対1の撮影は、感染予防を徹底し(事前に検温や手や指の消毒)、まず3密を避ける。具体的には、撮影スペースが広く取り(野外や大きなハウススタジオ等)、他の方との撮影時間をずらす(一度にたくさんの人が同じ空間で撮影していない事)事が求められます。また、ソーシャルディスタンスの観点から、至近距離撮影、特にアップ写真等を控えるなどしてください(双方に合意があれば問題はない)。これらを行った上、カメラマンさんとモデルさんの適切な距離が保てる場合に限り行えるものとします。

 リクエスト撮影や指名撮影等は、スタッフさんやマネージャーさんの同伴の有無に関わらず、感染予防を徹底し(事前に検温や手や指の消毒)、3密を避け、適切な距離を保つことで、大きなスタジオ、中程度の大きさのスタジオ(換気をした上で)、野外撮影が認められるものとします。

 同居家族内(同居している友人も含む)でのポートレート撮影に関してですが、同居家族のポートレート撮影は、他の都道府県に移動しない撮影に限り、1時間程度以内かつ3密およびそれに準ずる状況を避ける事を条件に、可能とします。県外への移動の撮影は、原則控えるべきと判断します。ただし、自家用車で移動し、トイレも車内(簡易携帯トイレ、キャンピングカー内のトイレ)、飲食物も自分達であらかじめ用意し、買い物やトイレ等で車から降りない場合は、人がいない場所に限り、行っても問題はないと考えます。


3.撮影場所の選定

 撮影場所の選定については、なるべく小さいスタジオは避ける、そして人が密になりやすい観光地は避けるべきだと判断します。上記にも書きましたが、大きなスタジオや野外は、人数が多くなければ安全に撮影が出来る場所として推奨します。

 撮影推奨場所:大きなハウススタジオ、野外の撮影許可必須の大きな公園やグラウンド、広い河原、山のハイキングコース等


4.ソーシャルディスタンスおよび撮影距離について

 上記にも少し書いておりますし、詳しくは、「5.撮影にあたっての新マナー」や「6. 撮影時の飲食店の利用に関して」にも書きますが、一定の距離を保つ観点から、至近距離での撮影は少なくし、アップの写真は、レンズのズームで対応を推奨します。また、撮影した写真の現場での確認は、いつもより少なめ、いつもより短時間を推奨します。


5.撮影にあたっての新マナー

 撮影に関するマナーをA~Gの7項目挙げたので、ご確認ください。

 A:電車移動は避ける(混雑時は特に。座って距離が保てる場合は問題なし。)

 B:車での移動は短時間に(窓を開けて横並びで喋らないor対角線上に座る等。)

 C:モデルさんとカメラマンさんが一緒に歩く際はいつもより距離を取る

 D:撮影費等は、事前に用意し、消毒された封筒や新品の封筒に入れて数日間置いておく

 E:至近距離での撮影は、タイマー機能を利用し、カメラマンは少し離れる

 F:撮影の指示は大きな声でやらない(相手に聞こえる程度でOK)

 G:演者やモデル以外は撮影時にマスク着用(飛沫防止)

 これら7点のマナーを守った上、安全に撮影をしてください。

※マスク着用での野外撮影は、最近は何もありませんが、以前にカメラマンさんが不審者として警察沙汰になった場合もあるので、撮影と分かる札をカメラマンさんがしておくのもおススメ。


6. 撮影時の飲食店の利用に関して

 特定警戒地域内の撮影中および撮影後の飲食店の利用は控えましょう。

 特定警戒地域外では、撮影中や撮影後の飲食店の利用も可能です。ただ、新しい生活様式を基準にした時、横並びの飲食になります。横びの為、触られたりと犯罪になりそうなので、余程分かっている方同士、犯罪はしないであろう相手でないと難しいと思います(個人的経験からくる個人的意見)。そもそも飲食店に行ける程の関係である方が限られるとは思いますので、慎重にお願いします。


7.撮影の全面解除基準について(ポートレート等)

 撮影の全面解除について、明確な基準が出てないことを鑑みて、ここに勝手ながら基準を設けたいと思います。解除基準は4段階とさせていただきます。

1段階目は、モデルさんとカメラマンさんだけのリクエスト撮影や指名撮影の解禁です。1対1の商用撮影もこれに含まれます。これらは、緊急事態宣言が終了した地域(特定警戒地域指定解除地域も含む)でのみ行えます。ただし、小さなスタジオや換気の悪い場所での撮影はできません。

2段階目は、モデルさん1人とマネージャーさん1人とカメラマンさん1人がいるリクエスト撮影や撮影会さんのリクエスト撮影、少人数の撮影会さんの撮影(数組程度)および少人数のドラマ撮影(10人未満程度)や少人数の映画撮影(10人程度未満)等は、緊急事態宣言が終了した地域(特定警戒地域指定解除地域も含む)で20日程度感染者が出ていない場合にのみ行えるものとします。ただし、換気の悪いスタジオや小さいスタジオでの撮影は控えてください。

3段階目は、通常のドラマ撮影、CM撮影、20人程度のスタッフや演者がいる小規模な映画撮影、撮影会さんの通常の撮影等の解禁。全国的に、学校も再開し、病院等の面会制限の一部緩和が行われている状況が見られる場合のみ行えます。ただし、換気の悪い場所での撮影はお控えください。

4段階目は、通常の全撮影の解禁です。この段階になるには、全国の病院の面会禁止が解除されるレベルが必要です。

※これは、ある撮影関係の所で出された撮影のガイドラインを私になりに解釈したものであり、これがそのまま載っているわけではありません。また、これを誰かに強要するものではありません。参考程度としてください。

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